アークナイツは、フィールとの任意の地点にキャラクターを配置して、自軍の拠点への敵の侵入を防ぐタワーディフェンスゲームです。
中国のアプリゲームを手掛ける『Yostar』が配信しており、中国語では「明日方舟」という名前でしたが、日本語版では「アークナイツ」という名前です。
目次
タワーディフェンス型の戦略バトル
プレイヤーは「ドクター」として、オペレーター(キャラクター)を指揮し、自軍拠点へ侵攻してくる敵をマップ上の適切な地点へオペレーターを配置して敵を迎撃することを目的としたタワーディフェンス型のゲームです。
オペレーターは配置した場所を動くことが出来ないので、敵の進軍ルートを把握して、上手く敵の進軍を妨害する形にすることが重要となってきます。
難易度は少し高めで、初めてタワーディエフェンスゲームをする人にとっては難しく感じることがあると思います。
ただ、本作はクエストを進めるために必要なプレイヤーの行動力、アークナイツでは「理性」と言いますが、「理性」を消費してクエストを進めるのですが、クエストを失敗もしくは途中であきらめた場合でも、消費した「理性」の大半が返却されるシステムとなっています。
その為、一度失敗しても「理性」の消費はほとんどなく、敵の進行ルートや出現パターンを考慮した上で再度挑戦できるので、失敗した場合でもデメリットはほぼありません。
何度も挑戦しているうちに、つまずくポイントの整理と対処の仕方を学んでいき、クリアできるようになります。
初めてタワーディエフェンスゲームをする人は、「難しい」といってゲームをやめるのではなくて、それぞれのキャラクターの特徴をつかんで、難しいステージをクリアできるようになってほしいです。
ステージをクリアするためのポイント
アークナイツに登場するオペレーターたちには、8種類の職業に分類されていて、各職業ごとに得意とすることが分かれています。
・先鋒:高いコストパフォーマンスで主にコストを回復させるスキルを持つものが多いです。
・前衛:近距離攻撃が得意で、強い敵との1VS1の戦いに使いましょう。
・重装:高いHPと防御力をもっており、ブロック数も多いので多数の敵の足止めに使います。
・狙撃:遠距離物理攻撃が得意で、離れた場所から敵を攻撃できる。また飛行タイプの敵にも有効です。
・術師:遠距離術攻撃が得意。物理防御力が高い敵には術で攻撃することで大ダメージを与えることができます。
・医療:味方のHP回復に特化した性能を持っています。
・補助:敵を足止めしたりとさまざまな戦闘支援を行うタイプです。
・特殊:上記7つの区切りに入らないタイプです。ユニークな戦闘手段をもっています。
上記8種類の内からステージによって適正な職業を編成し、攻略していきます。編成できる人数は12人までなのでバランス良くオペレーターを編成していく必要があります。
しかし、最初の方はオペレーターもそろっておらず、ある程度固定のメンバーで編成していくことになると思います。
先鋒2人、狙撃2人、前衛1人、術師2人、重装2人、医療2人、残り一人は自由枠とするのがどんな場面でもある程度対応できる編成だと思います。
ステージの序盤は先鋒を配置させコスト回復に努めよう
タワーディフェンスゲームはステージ開始時にはある程度のコストしかありません。いきなり広範囲を攻撃できる術師やブロック数の多い重装を最初から配置するのではなく、消費コストが低く尚且つコスト回復能力がある先鋒を配置しましょう。
オススメはストーリー序盤から入手できる星3の「フェン」と「プリュム」です。
「フェン」はスキル発動でコストが回復できるオペレーターで、スキルも自動で発動してくれます。ブロック数も2と敵の足止めをしながらコストを回復していくので、初手で配置しやすい先鋒オペレーターです。
「プリュム」は敵を倒すことでコストを回復できるオペレーターで、ブロック数は1ですが、攻撃速度がはやく使いやすい先鋒オペレーターです。
彼女たち二人は無課金で手に入る有能なユニットで、最初の育成は彼女たちから進めていくのがオススメです。先鋒が崩れなければ、中盤・終盤に向けてのコストを貯める事ができますので、高レアがいなくても十分に活躍できるオペレーターです。
防御力の高い敵には術で攻撃
硬い鎧を身に着けた見るからに防御力の高い敵には術師による術攻撃が有効です。中盤以降コストが十分に貯まった後には、重装で敵をブロックしつつ術攻撃を使い敵を殲滅していくことになるでしょう。
初期から仲間になる星5の「アーミヤ」や星3で範囲攻撃ができる「ラヴァ」や星2の「12F」は育てれば十分に戦力になりますので、彼女たちの育成も視野にいれた方針も重要になってきます。
術攻撃が有効なステージは多いので、編成には最低でも2人は組み込むようにしておきましょう。
アークナイツのストーリー
アークナイツのストーリーはダークな世界観をもつストーリーとなっており、天災がもたらした謎の鉱石「オリジニウム」とその影響で「鉱石病」という病気にかかった「感染者」と呼ばれる特異体質者たちとの戦いを描いています。
「感染者」は死亡率100%とされており、死亡時には感染を拡大するリスクがあるので、各国では隔離と駆逐をされています。
そんな迫害された「感染者」の中から一人が立ち上がり「レユニオン」という組織を立ち上げ、世界各都市を襲い「感染者」たちの権利を奪い返そうと秩序をみだし、暴走を繰り広げています。
それに対抗するのが主人公が所属する「ロドス」という組織です。「ロドス」は「鉱石病」の治療方法を見つける事が目的ですが、「レユニオン」の暴走を食い止めようとしています。
そして「ロドス」の構成員たちもまた「感染者」なのです。敵側である「レユニオン」VS主人公側「ロドス」は「感染者」同士の争いであるということが、悲劇的なストーリーを色濃くしています。
アークナイツのストーリーがどういった結末を迎えるのかも、非常に興味があるものになっています。
まとめ
アークナイツはタワーディフェンスゲームとしてのシステムもさることながら、ストーリーにも十分力をいれているゲームです。
惜しいことといえば、ストーリーにはボイスがなく文章を読んでいるだけになりがちなので、単調になりがちなことでしょうか。
しかしメインのタワーディフェンスゲームの方は戦略を考えながらステージを突破していくところが面白い。
キャラクターたちの役割も十分に理解しながら遊べるゲームです。