アニメ「このすば(この素晴らしい世界に祝福を)!」を題材にしたスマホゲームです。
『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』を略して『このファン』というのでしょうか。
一体どんなゲームになっているのか、さっそくプレイしてみた感想をレビューしていきたいと思います。
リアルタイムコマンド式バトル
ゲームはスタミナを消費して各クエストを挑戦し、バトルに勝利すると次のクエストに進めるタイプのものです。
バトルシステムは通常攻撃と2つのスキルのどれかを選択し、敵にダメージを与えて倒していきます。
行動を決めるときはアイコンをタッチすればOK。
スキルは一度使うとクールタイムが発生する為、スキルの使いどころには注意が必要です。
さらに、ダメージを受けたり敵に攻撃するとキャラのゲージが溜まり、必殺技を使えるようになります。
必殺技はキャラごとに専用アニメーションが用意されているので、見所ありの強力な攻撃となっています。
バトルはオート戦闘も可能で3倍速までスピードを上げられるので、サクサクとバトルを進められ次々に進めていけます。
クエストごとにミッションも設けられており、3つのミッションを達成したクエストはスキップチケットを使い手軽に周回することが出来ます。
バトル中の演出にも魅力が
バトル中には原作『このすば』を忠実に再現した様々な演出も用意されています。
ダグネスはバトル中、敵に攻撃してもほとんど当たりません。
めぐみんはといえば、彼女の代名詞ともいえる爆裂魔法を必殺技として使えます。
原作では爆裂魔法を使った後は、ぶっ倒れて行動できなくなりますが、ゲームでもこれを再現。
1度必殺技を使えば戦闘不能になります。
ちなみに原作では1日1回が限度でしたが、ゲームではそのクエストのみ戦闘不能になるだけで、次のクエストに行くと再度爆裂魔法は使えます。
アクアはアニメでもジャイアンドトードというデカいカエルにゴッドブローなる必殺技を使い、全然ダメージを与えられなかった部分も再現されています。
えらくプレイヤーに不利な設定のようですが『このすば』ファンにとってはうれしい演出ではないでしょうか。
『このすば』感があふれるストーリー
原作のノリをそのままに魅力あるオリジナルストーリーが展開されています。
ストーリーは全てボイス付きで、スマホゲームとしてかなりのクオリティーがあります。
メインストーリーとは別に原作アニメの1話2話をダイジェストで楽しめるこのすばストーリーや個別キャラクターのストーリも搭載されています。
バトルとストーリーは完全に分かれており、ストーリーパートがあってバトルしてという流れではありません。
ストーリーは結構面白いので、クエストバトルを終わらせてからストーリーを後でじっくり見るのをオススメします。
時期によってはイベントストーリーも期間限定で楽しむことができます。
育成ポーションでキャラのレベルアップ
キャラの育成はクエストの最中に手に入る育成ポーションで行います。
クエストに参加させたキャラに経験値が入る仕様ですが、経験値もそれほど多くなく効率は悪いです。
育成ポーションをためながら、ガチャで気に入ったキャラが出たら一気にポーションを使い、バトルに参加できるレベルまで上げることが出来るので、新しく手に入れたキャラを早速使うことが出来ます。
キャラのレベル上限は最初は30ですが、限界突破を行うことで最大レベルを5づつ上げることが出来、5回まで行うことが可能です。
限界突破に使う素材は通常クエストやフリークエストの素材集めようのクエストがありますので、ここを活用していきます。
他にキャラをバイトさせて、放置しながら素材を集める方法もあります。
好きやキャラを手にいてたら、最大までレベルを上げてどんどん強くしていきましょう。
キャラの育成以外に、武具防具を製作する鍛冶というシステムもあります。
鍛冶は最初から出来る訳でなく、少し進めてから使えるようになるシステムですが、鍛冶用の素材集めもあり序盤から手をつけるのはオススメしません。ある程度進めてから手をつけるシステムとなります。
ゲームスタート時に大量に貰えるクオーツ
ガチャ要素は、チュートリアル10連ガチャに加え、ログイン時に大量のクオーツと呼ばれる課金通貨の石がもらえます。
初日に加え2日目にもインすると3000個をもらえ、7日後に星4のチケットも貰えます。
また、クエストミッションを達成することやストーリーを見る事でもクオーツが貰えるので、かなりお得です。
序盤で大体6回ほど10連ガチャを引けると思います。
かなり良心的なガチャシステムとなっていますので、無課金で進めたいプレイヤーにとってもオススメします。
まとめ
原作『このすば』を知っているプレイヤーにとっては、ストーリーや演出はかなり楽しめるゲームとなっています。
ゲームとしても原作を大切に扱っていることを感じ取れる出来になっており、満足できるゲームだと思います。