ディスガイアRPGは、リリース開始後長期のメンテで一時新規DLを中止して8か月後にリリース再開となりました。
一度失敗したことでで、また不具合が発生してメンテが頻発するのではと心配しましたが、再開してからはその心配もなく、ゲームとしても結構面白いのでレビューとして紹介します。
目次
レベル9999。億越えのダメージ。史上最凶のやり込みキャラ育成RPG
原作「魔界戦記ディスガイア」シリーズのコンセプトである、底なしのキャラ育成は本作でも健在しています。
キャラのレベリングだけでなく、武器や防具の強化、技のレベル上げといった育成要素も満載。原作でも味わったどこから手を付けていいのか分からない程のやり込み要素があります。
序盤はストーリを進めつつ、レベルはサクサクと上がっていきます。
しかしある程度進めていくと敵が強くなりすぎて次第に行き詰ってきますが、育成要素を進めていくと、今まで苦労していたところをあっさりクリアできるようになります。
この「ディスガイア」シリーズの醍醐味といえる部分も、今回の「魔界戦記ディスガイアRPG」でも味わえます。
その育成要素の一つが「転生」というシステムです。
最初はキャラの限界レベルが100までなのですが「転生」することでレベル1に戻るかわりに、レベルの上限が200まで上がります。
続けて今度はレベル200まで上げると今度の上限は300と上限レベルを上げる事を繰り返していくのです。
「レベル1に戻るのかよ。めんどくせえなぁ」と思うかもしれませんが、レベル上げ専用のステージもあり経験値もレベル1から一気にレベル100へ戻せるほど貰えるので、「転生」を繰り返すことでキャラの強さが一気に強くなります。
また、最初のログインガチャは何度でもリトライ可能で、歴代「魔界戦記ディスガイア」シリーズの主人公たちの中から1体確実に選べるようになっています。
最初にお気に入りのキャラを選び、序盤からそのキャラをひたすら育成していくことも可能です。
「ディスガイア」お馴染みのユニークなシステム
原作同様「暗黒議会」や「アイテム界」のようなやり込み要素は「魔界戦記ディスガイアRPG」には登場します。
「暗黒議会」では、さまざまな議題がラインナップしており、議会に提出して可決されば効果が得られます。
議題の中には一定時間獲得経験値をアップさせたり、ドロップ率をあげたりとゲームを優位に進めるものがあります。
「アイテム界」は所持しているアイテムの中に潜って敵を倒していくことでアイテムの性能を上げていくというものです。
アイテムにはレアリティがあり、それが高いほど敵も強力になっていくので、まずそこそこのアイテムの能力を上げて戦力を整えてから、強いアイテムを鍛えていけるようになります。
システムを理解するまでが難しいかもしれませんが、コツを掴むと一気に育成が楽しくなるやり込み要素です。
4倍速のオート戦闘でサクサクプレイ
本作はコマンド選択式のRPGです。
WABEごとに現れる敵を全滅させて進めていきます。
原作ではシミュレーションRPGだったのでジャンルが変わるとどうかなー、と思っていたんですがより手軽になって問題なかったです。
その上、戦闘はオートが可能で4倍までスピードを上げれるので、ステージの周回も手軽に行えるようになっています。
特に育成コンテンツの一つであるアイテム界ではオート周回機能まで追加されています。
ぶっちゃけ、ゲームの育成要素をある程度理解しだすと、アイテム界を周回して強くしていくのですが、オート周回機能のおかげでずいぶん楽に育成が出来るようになります。
このアイテム界のシステムですが、行動力を消費しません。
そのおかげで行動制限なくアイテムを強くすることが出来るので、スマホを使わない時間に放置でアイテム界を周回させて、放置から戻ってきた時に十分に成長したアイテムを装備させると、キャラの強さがグンっと上がることを体験できます。
原作では手動で行ってきた「作業感がある要素」もだいぶ緩和されますので、キャラ育成をストレスを感じることなく出来るのは魅力的です。
歴代キャラが集結して繰り広げられるオリジナルストーリー
メインストーリーは最強魔王を目指すというものですが、ダークなシナリオではありません。
むしろコメディのようなノリで物語は進んでいきます。
各キャラクター達がコントをしているようなテンポで物語は進み、ところどころでクスっとなる場面もあり、おふざけのような軽快なノリが好きな人は楽しむことが出来ると思います。
シリアスな雰囲気ではないので、そういうシナリオを期待してる人には向かないかもしれませんが・・・
メイン以外にも過去シリーズの追体験ができる「魔界史回想」というモードがあり、過去のディスガイアシリーズのストーリを楽しむことができます。シリーズを知らない人でも過去シリーズの物語の流れを楽しめます。
まとめ
やり込み要素が多く、キャラ育成やレベル上げが好きな人には楽しめるゲームです
逆に言えば、レベル上げが嫌いな人にはオススメできません。
オートで周回できるので、のんびり楽しむことが出来るゲームだと思います。