「TEPPEN」は株式会社カプコンとガンホー・オンライン・エンターテイメントが共同で制作したカードバトルゲームです。
カプコンの人気タイトルのキャラクターたちがタイトルを超えて登場してバトルします。
目次
カプコンのキャラクターたちが繰り広げるカードバトル
「TEPPEN」は、カプコンでも有名な人気シリーズからキャラクターが登場しています。
それぞれのタイトルのキュラクターたちが、ストーリーを通して出会いバトルしていきます。
バトルといっても「ストリートファイター」のようなコントローラーを使ってパンチ・キックで攻撃するわけでもなく、「モンスターハンター」のようにグルグル移動しながら攻撃、という訳でもありません。
カードデッキを編成して、自分の手札からカードを選択して場にカードを出して行うカードバトルです。
遊戯王やシャドーバースのような感じをイメージしてもらえれば分かりやすいかもしれません。
プレイヤーは「ヒーロー」と呼ばれるメインキャラクターたちから1体を選びデッキ編成を行います。
「ヒーロー」には「ヒーローアーツ」という強力な攻撃方法がありますので、その特性を生かしたデッキでどう勝ち上がっていくのかが最初に覚えることです。
ちなみに「モンスターハンター」から選べるヒーローは、主人公の「ハンター」ではなく「リオレウス」と「ネルギガンテ」です。彼らモンスターが、大人しくカードバトルをしているの状況をイメージするとすごくシュールな光景を思い浮かべました。
リアルタイムでターンが流れるカードバトル
ゲームの流れとして、1VS1の対戦型のカードバトルで、相手側の体力30を先に0にした方が勝ちとなります。
制限時間は5分で、時間切れになると残り体力が多い方が勝ちです。かなりスピーディーなバトルとなります。
カードを配られたらゲームスタートとなりますが、ターン制ではありません。
お互いのターンというものがなく、画面したに数字とバーがあり、時間とともにバーが進んでいきます。この数字の値をMPといいます。
カードにはコストがあり、MP以下のコストのものをプレイ(カードを使うこと)して、プレイしたらコスト分のMPは消費されます。
リアルタイムで時間が過ぎていくため、考えているとあっという間に攻め込まれて負けてしまう可能性があります。
カードの性能を理解してバトルに勝利しよう
カードには2種類あって「ユニットカード」と「アクションカード」です。
「ユニットカード」は場に配置しすると自動的に同じ配置列の敵「ユニットカード」に攻撃をしかけます。相手の場に「ユニットカード」が配置されていない場合、直接相手HPにダメージを与えることができます。
「アクションカード」はプレイしても、場には残りませんがプレイしてすぐに効果を発揮できるカードです。
効果は相手「ユニットカード」へ直接ダメージを与えたり、味方のHPを回復したりと様々な効果があります。
効果的に使えば戦況を左右できるカードですので、使いどころを見極めていきましょう。
そして、「ヒーローアーツ」というヒーローの必殺技があります。
カードをプレイする際、掛かったコスト分のMPがAPへと変換されます。APが規定値以上まで溜まれば、ヒーロー固有の必殺技が使えます。「ストリートファイター」のリュウでいえば『真空波動拳』といった具合です。
効果は「アクションカード」と同じように「ユニットカード」にダメージを与えたり、HPを回復したりですが、「ヒーローアーツ」はMPを消費せずに使えます。
また、「ヒーローアーツ」はヒーローごとに3種類あり、レベルアップごとに開放されていきますが、使用できるのはどれか一つを選んでという形になります。
「ユニットカード」「アクションカード」「ヒーローアーツ」を駆使して相手とのバトルを勝利していきましょう。
メインは全国のユーザーとのオンラインバトル
カプコンの主要タイトルのキャラクターたちが集まる「TEPPEN」ですが、ストーリーはあるにはあるのですが、ざっくりしています。
チュートリアルでリュウのストーリーが始まり、重厚なイラストが画面に映し出されるのですが、紙芝居形式でちゃんと読んでないと何があったのかよく分からないまま進んでき行きます。
せっかくキャラクターたちが集まったのに、キャラクター同士のやり取りも薄味な感じがして勿体無いと思いました。まあ実際リオレウスにストーリーもクソも無いでしょうが…
しかし「TEPPEN」の一番のメインといえば、全国のユーザーとオンラインの対戦ではないでしょうか。
ストーリーはあまり気にせず全国の「TEPPEN」プレイヤーたちと頭脳戦を繰り広げていきましょう。
まとめ
リアルタイムで進んでいくカードバトルというのは新鮮でした。
「TEPPEN」をプレイしてみて、コストを意識しつつカードをいつプレイするかという駆け引きは結構楽しめる駆け引きだったと思います。
不満があるとすれば、チュートリアルでの情報不足でしょうか。何をすればよいかよく分からないと場面も出てきて、リアルタイムですので調べている余裕もない状況もありました。
ルールを理解しさえすれば、相手プレイヤーにも勝てるようになり、面白いゲームですので是非プレイしてみてください。